■VMware Fusionが備える3種類のネットワーク接続設定
(3)ホストオンリー接続
仮想マシンからの外部ネットワークアクセスを禁止したい場合は、ホストオンリー接続を使用します。
仮想マシンはVMwareが提供する仮想ルータ(vmnet1)に接続されます。この仮想ルータはDHCP機能を持つので、仮想マシンに対してIPアドレスを自動取得する設定をすれば、特別なネットワーク設定をすることなく、仮想マシン間および仮想マシンとMac間で自由な通信が可能です。
しかし、この仮想ルータは外部に対してルーティングを行わないため、仮想マシンはインターネットに接続することができず、外部マシンとの通信もできません。
しかしファイアウォールやウィルス対策も状況に応じて設定する必要があります。
【ホストオンリー接続を利用した仮想マシンの用途例】
1.仮想マシンをスタンドアロン端末として
2.他の仮想マシンとMacからのみ接続可能なプライベート・テストサーバとして
・テスト用Webサーバ
・テスト用DBサーバ
3.インターネットにアクセスすると問題が発生する可能性があるアプリケーションのテスト用マシンとして。
・テスト用Mailサーバ
・テスト用DNSサーバ
4.ウィルスに感染している可能性があるアプリケーションのテストマシンとして(Macのセキュリティ設定に注意が必要)。
以上がFusionが備える3つのネットワーク設定です。このようにネットワークの設定を切り替えて仮想マシンを構築することで、それぞれの特徴を活かしたうえで様々な用途に仮想マシンを用いることができるのです。もちろん構築後の仮想マシンでも、必要に応じて随時切り替えて使用することが可能です。