■VMware Fusion対応外のLinux OSにVMware Toolsをインストールする方法



 VMware Fusion1.1.x(以下Fusionと表記します)で最新のカーネルが使用されたLinuxディストリビューションを仮想マシンとして動作させる場合、標準でマウントされるVMware Toolsが最新カーネルに対応していないため、VMware Toolsのインストールが完了しないことがあります。
 
 その場合、下記サイトで公開されているopen-vm-toolsをダウンロードし、以下の手順でコンパイルして既存のVMware Toolsと入れ替えることで、インストールができるようになります。以下、例としてFedora9(以下Fedoraと表記します)を利用しての手順をご案内します。

(1)Fedoraを仮想マシンとしてインストール完了後、rootユーザでログインします。

(2)Fedoraのメニューバー[アプリケーション]>[システムツール]から、[端末]を選択して、端末を起動します。

(3)端末上で以下のコマンドを実行して、コンパイルに必要な開発ツールをインストールします。

yum install kernel-devel
yum groupinstall "X Software Development"
yum groupinstall "Legacy Software Development"
yum groupinstall "Development Tools"
yum groupinstall "Development Libraries"

(4)端末から下記コマンドを実行します。

cd /tmp
mkdir work

(5)Fusionのメニューバー[仮想マシン]から[VMware Toolsのインストール]を選択して、デスクトップにVMware Toolsのインストールディスクをマウントさせます。

デスクトップにマウントされた[VMware Tools]のディスクを開き、中にある[VMwareTools-*.tar.gz](*の部分はVMware Fusionのバージョンによって異なります)を(4)で作成したフォルダ[work]の中に移動させます。

(6)端末から下記コマンドを実行します。

cd work
tar -xzvpf VMwareTools*.tar.gz
rm -rf /tmp/work/vmware-tools-distrib/modules/binary

(7)下記サイトより最新のopen-vm-tools-*.tar.gzをダウンロードして、
Fedoraの/tmp/workに保存します。

http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=204462

(8)端末で下記コマンドを実行します。
※configureとmakeは時間がかかります。

cd /tmp/work
tar -xzvpf open-vm-tools-*.tar.gz
cd open-vm-tools-*
./configure --without-procps --without-dnet --without-icu --without-x
make
cd modules/linux/
for dir in *; do mv ${dir} ${dir}-only; tar cf ../../../vmware-tools-distrib/lib/modules/source/${dir}.tar ${dir}-only; mv ${dir}-only ${dir}; done

cd /tmp/work
cd vmware-tools-distrib
./vmware-install.pl

(9)仮想マシンを再起動すると、VMware Toolsが有効になります。


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