■仮想マシンのモバイル接続をMacで利用する方法
VMware Fusion(以下Fusionと表記します)の仮想ネットワーク機能により、Macから仮想マシンにアクセスすることができます。ここでは、仮想Windowsマシンに接続されたUSB通信カードのインターネット接続を、Macで利用する方法を解説します。
最近では、ほとんどのデータ通信カードがMacに対応しています。しかし残念なことに、古いデータ通信カードや、一部のVPNクライアントソフトでMacに対応していないものがあります。
このような場合、通常は仮想マシンとしてWindowsを使用したり、BootcampでWindowsを立ち上げてネットワーク接続し、作業するしかありません。
しかし、少々トリッキーな方法ですが、仮想マシンをルータとして設定すれば、Macから仮想マシンのネットワークを使用することも可能です。
イメージは以下のようになります。
設定は以下の手順で行います。なお、設定の前提としては、ダイアルアップ以外の接続方法はない環境と仮定します。(有線LANにもAirMacにも接続できない環境)
(1)Macのネットワーク有効化
(2)仮想マシンのIP Address設定
(3)仮想マシンでのダイアルアップネットワーク共有設定
(4)MacでのDNS設定
また、今回使用したのは以下の環境です。
MacBook Core2Duo2.1GHz Mem 2.5GB, Mac OS X10.5.5
VMware Fusion2.0
ルータとなる仮想マシン:WindowsXP Home Edition SP3
通信カード:EMobile D02HW
今回はE-MobileのUSBデータ通信カード(D02-HW)を使用しました。D02-HWはMacに対応しているため、通常はMacから直接D02-HWを使用可能ですが、ここではD02-HWがMacに対応していないと想定します。
次ページより具体的な手順を解説していきます。